ダイヤのぐらつき

投稿者: | 2020年4月6日

今回はリングのお悩み事例です。

 

リングについているダイヤが

ぐらついてしまったそうです。

 

こちらのリングです↓

 

お手入れされているときに

石がぐらついていることに気が付き

 

留め直しされたそうですが

また使っているうちにぐらついてしまう、

 

そんなことがおそらく2度あり、

 

3度目のぐらつきで

ご相談いただきました。

 

 

幸いダイヤはなくならずに済んで

本当に良かったです。

 

日ごろから気を付けて

観察されていたからこそ、

落ちてなくなってしまう前に

気づけたのですね。

 

大きさもある、しかもご主人様から頂いた

大切な婚約指輪ですから

気が付いたらダイヤがなくなっていた

なんでことになったら大変です。

 

 

そうでなくても、もしお持ちのジュエリーに

ついているダイヤが知らないうちに

落ちてなくなってしまったら

誰でもかなりショックですよね。。

 

 

リングを拝見して、

落ちてしまう原因が分かりました。

 

ダイヤを下から支える部分のない

デザインだからです。

ダイヤが4本の爪だけで留まっていて、

宙に浮くようなデザインです。

すっきりしていて素敵です。

が、それが石落ちの

原因になってしまっていました。

 

 

 

 

リングはネックレスなどと違って

使っているうちにどうしても力が加わったり

多少なりともぶつけてしまいます。

 

 

リングは手につけるもの、

人は手で様々なことをしますから

 

いろいろ当たってしまうのは

ある程度仕方ないことだと思います。

 

だからこそ、リングのデザインは

強度を意識して作る必要があります。

 

 

普通にこのリングを

使われていたと思いますが、

 

ちょっと重たいもの持った時など

リングに力が加わって歪みが出たときに

 

それがダイレクトに爪に伝わって

石が取れてしまったのだと思います。

 

リングを拝見したときに少しですが歪んでいました。

 

全く別のデザインにリフォームされることも1つの方法ですが、

 

 

できるだけデザインが変わらないように強度を上げる加工をさせて頂くことになりました。

 

 

問題は、ダイヤを下から支える部分が

ないことなので、その支えを作ります。

 

完成したのがこちらです。↓

ダイヤの裏側にプラチナの線を

入れてリングと一体化させています。

補強した部分は

正面から見ると見えません。

 

2度留め直しをしていたため

ツメが薄くなっていました。

 

ついでに、薄くなっていたツメも補強し、

歪みを直し、

全体に新品加工しました。

 

 

これで安心してお使いいただけるはずです。

 

あまりジュエリーになじみのない方でも、

まずは”あるものを活かす”

ということから日常にジュエリーを取り入れて

楽しまれると良いのではないかと思います。(*^-^*)

 

 

 

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