エメラルドリングのオーダーリフォーム

投稿者: | 2020年12月4日
今回はエメラルドのリフォーム事例をご紹介します。
お母様とお二人でご相談にお越しいただいたお客様。
お持ちになったのはこちらのタイピンでした↓
お父様から譲り受けられたものだそうです。
周りにはテーパーダイヤ(長台形)と丸いダイヤかついています。
こちらをリングにリフォームされたいというご要望でした。
太めのリングがお好きと伺い、その場で簡単に「こんな感じはいかがですか?」などラフ画を描きながらお話させていただき、脇の丸いダイヤも使ったプラチナのリングでデザイン画ご提案となりました。
何日かお待ちいただいてデザイン画とお見積もりをご用意しました。
真ん中のエメラルドは横置きにして、脇にはもともとついていた丸いダイヤを全て使っています。
360°見られるデザイン画はこちらから↓
OKをいただいたら石を外して原型作りを始めます。
3D-CADを使って設計したデータを元に3Dプリンターで原型を作ります。

青い光でレジン(樹脂)を固めながら層ができていきます。

ダイヤが入るところはそのままの状態です。
彫り留めという方法で留めるのですが、その場合は原型は平らな状態にしておき、金属になった後に職人さんが彫って留めます。
石に合わせて原型作りが終わったら、今度は提携工場にバトンタッチです。
これはプラチナにする鋳造機です。
ご依頼いただいてから約5週間後…

脇にはダイヤが2列に美しく並んでいます。

お好みに合わせた、少し幅のあるリング。
でも、やぼったくなく着けやすいようにしています。
合計28石あった脇ダイヤの石留めも完璧。
(私個人的にもお気に入りのデザイン♡)
お客様にも喜んでいただけたようで嬉しかったです。
「大切にします。」とおっしゃっていました。
今回、神奈川県内とは言え遠方からお越しいただいていたお客様。
また今はコロナウイルスの心配もあるため移動を控えられている方もいらっしゃると思い、「お渡しはお送りもできます」とお伝えしました。
お客様にもご配慮いただいて、お渡しはヤマトでお送りさせていただくことになりました。
最近はありがたいことに遠方からお越しいただくことが多かったり、お忙しい方など、いろんな事情で、お渡しはお送りを希望される方もいらっしゃいます。
その場合は遠慮なくお知らせください(*^-^*)

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