宝石の色について

投稿者: | 2021年6月28日

今回は宝石が放つ色についてお話したいと思います。

 

宝石の美しさはその石がもっている「輝き」と「色」によるものです。

 

「輝き」は原石のままでは輝かず、カットして初めて輝きを放ちます。

 

それでは、宝石の「色」は何によるものでしょうか?

 

少しだけご紹介したいと思います。

 

ダイヤモンド:

ダイヤモンドは本来は無色透明です。

そこに窒素が混入するとブラウン・イエロー系ダイヤになります。

その他、ホウ素が混入するとブルーダイヤになります。

グリーンダイヤは天然の放射線による影響によるもので、

ブラックダイヤは鉄鉱石、グラファイトが石全体に広がることによって黒くなります。

その他、ピンクダイヤやレッドダイヤは結晶構造の歪みや欠陥によって色味がでます。

 

コランダム:

コランダムは本来、無色透明な鉱物です。

そこにクロムが混入するとルビーになります。

そしてチタンと鉄が混入するとサファイアになります。

 

ベリル:

ベリルも本来は無色透明な鉱物です。

無色透明なベリルをゴシェナイトと言います。

ゴシェナイトにクロムが混入するとエメラルドになります。

そしてゴシェナイトに鉄(青~黄)が混入すると混入した色味によって

グリーンベリル・アクアマリン・ヘリオドールになります。

ゴシェナイトにマンガンが混入すると濃さによってモルガナイト・レッドベリルになります。

 

このように無色の鉱物が混入した不純物によって色味を変える鉱物を他色鉱物と呼びます。

その一方、鉱物を構成する主成分に着色の原因がある鉱物を自色鉱物を呼びます。

 

トルコ石が自色鉱物の良い例で、銅を含むと青色、鉄を含むと緑色になります。

 

これらの他にも

トルマリン、ガーネットなど不純物によって宝石名が変わる宝石も多くありますので、チェックしてみてくださいね(*^-^*)

 

 

 

 

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