ダイヤモンドのクラリティー(透明度)の評価について

投稿者: | 2021年10月18日

ダイヤモンドは4Cと呼ばれる4つの項目の評価で鑑定される事は良く知られていますが、その中のクラリティー(透明度)評価についてはVS1やSI2といった評価以外の内容はあまり知られていません。

 

というのも、ジュエリーコーディネーターの2級・3級のテキスト(1級はテキストなし)でさえ、クラリティーに関するページが僅か1-2ページしか割かれていないのです。ちなみにダイヤモンドに関するページはトータルで約70ページあります。

 

それゆえ、どうしても宝石店での説明が10倍ルーペで内包物が見える・見えない、肉眼で見える・見えないといった説明に留まってしまいます。

 

ダイヤモンドの内包物と一言で言っても、カーボン、フェザー、クラッシュ、クリスタル

といった様々な種類が有り、ダイヤモンドの輝きへの影響が内包物の種類で違ってきます。

 

また、その内包物がどの場所にあるかということも輝きに影響します。

 

このような細かい内包物の影響は特にSIクラスで変わり、バイヤーによっては同じSIクラスでも内包物によって仕入れるダイヤを見極める事が多々あります。

 

そして、VS1やSI2などのクラリティーの評価は鑑定士が決定しているのでどうしてもVS2にも見えるし、SI1にも見えるといったグレーゾーンが存在します。また、同じクラリティー評価でもキズの幅が多少はあります。

 

宝石鑑定書には、図示省略されてなければ、プロットと呼ばれる内包物の特徴を示した図が記載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね(*^-^*)

 

 

 


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