今回は世界的に有名なレジェンドダイヤモンドをいくつかご紹介したいと思います。
カリナン：
1905年、南アフリカのカリナン鉱山で発見された史上最大のダイヤモンド原石。
重量は3106カラットあった。
現在はカリナンⅠ～Ⅸに分割され、イギリス王室か王族個人が所有。
いくつかはロンドン塔に永久展示されている。
ザ・ゴールデン・ジュビリー：
原石は1985年にデビアス社が所有する南アフリカのプレミア鉱山で産出された。
しかし、当初は褐色があった為「名もない褐色の石」として注目されていなかった。
しかし、デビアス社は世界的に有名なガブリエル・トルコフスキーにカットを依頼すると世界最大(545.67ct)のファンシーイエローブラウンの美しいカットダイヤモンドに生まれ変わった。1997年タイ王国のラーマ9世の治世50周年を記念し、タイ王室に献上された。
コ・イ・ヌール：
インドで発見された世界最古のダイヤモンド。
ペルシャ語で「光の山」を意味する（クーペヌール）に由来。
14世紀前半には発見されていたと思われる。現在はロンドン塔で展示されている。
ピンクスターダイヤモンド：
2017年、オークションで史上最高額（約79億円）で落札された59.60ctの巨大なピンクダイヤモンド。2013年に一度オークションで落札されたが落札者が支払い不能になり、2017年にオークションで落札。インターナリーフローレスの無傷でカラーもファンシービビットピンクと質・色ともに最高。落札者は香港宝飾品販売チェーンの周大福の会長一族だそうです。
ホープダイヤモンド：
映画「タイタニック」に登場する”碧洋のハート（Heart of the Ocean）”のモデルにもなったと言われている世界で最も有名なブルーダイヤモンド。
重量は45.52ct、カラーはダークグレイッシュブルー、クラリティーはVS1、カットはクッションブリリアントカットです。
ホープダイヤの”ホープ”は希望のhopeではなく、ロンドンの大銀行家ホープ氏が所有していたことから名づけられました。
ホープダイヤは希望とは程遠く、むしろ呪いのダイヤと呼ばれるように数々の不幸をもたらしたと言われています。
現在はアメリカのスミソニアン博物館にある国立自然史博物館に所蔵されています。
レジェンドダイヤモンドにはロマンがありますね(*^-^*)
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