宝石たちの名前の由来

投稿者: | 2022年3月21日

今回は宝石の名前の由来についていくつかご紹介したいと思います。

 

ダイヤモンド:

ギリシャ語のアダマント「征服されない」が由来。

 

ギリシャ神話でアダマントはとても硬い鋼鉄を意味する言葉として使われている。

 

また中世では愛するを意味する「adamare」が転じてアダマス/アダマント=磁石の意味でも使われるようになる。

ラピュタに出てくるラピュタを浮遊させている巨大磁石アダマントはこちらの意味で用いられているそうです。

 

ルビー:

ラテン語で赤を意味するルベウス(rubeus)が由来。

 

古代ではルビーという名前ではなく、ギリシャではアンスラックス(石炭)、

ローマではカルブンクルスと呼ばれていました。

 

サファイア:

ラテン語で青を意味するサッピルス(sapphirus)が由来。

 

現在では赤色以外のコランダムの宝石をサファイアと呼ぶので、厳密にはサファイアという宝石名は合ってない気がしますが。。。

 

エメラルド:

サンスクリット語で緑の石を意味する「スマラカタ」が由来。

 

”エメラルド”とは似ても似つかない由来ですが、

スマラカタ→スマクラグドス(ギリシャ語)→スマラグダス(ラテン語)→スマラルダス→エスメラルド(古フランス語)→エメラルドと派生したみたいです。

 

番外編

 

クンツァイト:クンツ博士の名に因んで。

モルガナイト:J.Pモルガンの名に因んで。

スギライト:日本人の杉健一氏の名に因んで。

 

何気なく身につけている宝石の名前の由来を調べるのも楽しいですね(*^-^*)

 

 

 


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