代々伝えられるルビー

投稿者: | 2022年4月10日

こちらのルビーの指輪のリフォームのお手伝いをさせていただきましたF様の事例のご紹介です。

リフォーム前のリングがこちらです。

ご主人のおばあ様からお義母様へ、そしてF様へと譲り受けられた大切な指輪です。

おばあちゃんの代からのものだけにデザインがちょっと使いづらく、もう少しかわいく使いやすいリングにリフォームさせていただくことになりました。

 

つけやすいように、また将来お嬢様に譲っていかれたいので長く使えるデザインをご希望でした。

できるだけ今ついている宝石(ルビーと周りのダイヤも)なるべく使ってプラチナのリングにリフォームされたいということで、オーダーメイドでいくつかご提案させていただきました。

 

360度デザイン画と樹脂製の原寸サンプルをご覧いただき、F様が選ばれたのがこちらのデザインです。

もともとの”取り巻き”という形は残しつつマーキース(お米型)ダイヤの向きが違うのでかわいくなっています。

またアーム部分にも残りのマーキースダイヤが入り、全体が少し透かしになっているので軽さも出ていて素敵です。

つけやすさを重視して高さが出ないようにしています。

元の指輪についていた石は全て使っています。

 

GOサインを頂いてから石を外すのでデザインの状態と多少石の直径や幅に誤差が出ることがあるのですが、原型を作るための設計で微調整をさせていただきます。

原型のためのデータができたら3Dプリントして、そこからゴム型作りなどの加工となります。

こういったジュエリーを作るのには思ったより複雑緻密な様々な工程があり、いろんな職人さんの手で作られていくので5週間程お時間を頂いています。

特にリフォームの場合はお持ちの石の形状に合わせてデータを作ったり石を合わせていくので新品を作るよりも多くの手間がかかります。

適当にするとそれなりのものしかできません。お持ちいただくのは大切な宝石たちばかりなので、やっぱりそこはきちんと作りたいと思っています。

 

そんなこんなで5週間ほどお時間をいただき、完成したのがこちらです!

同じ石を使っていて、しかも取り巻きというところまで同じなのですが、印象はずいぶん変わりましたね!

やっぱり全体の透かしが私的にはミソです♡

高さも適度に抑えてあるのでつけても当たりません。

あまりにもべたっとさせるのは格好悪いですが、そうならない程度に高さを抑えています。

ジュエリーはメインの石を中心にデザインの真ん中を持ち上げるのが昔からのスタンダードですが、やりすぎると本当に観賞用になってしまうので注意が必要だなと思います。

せっかくリフォームいただいても使いづらくて結局使えない…というのが一番悲しいですから。

 

 

できあがった指輪をご覧になって、とっても喜ばれていたF様。

「素敵だし、本当にデザイン画と同じ!」とおっしゃっていました。

さっそく指に着けていかれました。

F様の驚きと喜びで、私も心の中で「よかった~♡」

 

まだ小さいお嬢様、そのうちきっとママの素敵な指輪に興味を持ち始めるかもしれません。

いつかお嬢様に譲り受けられると4代目ということになりますね!

 

宝石は何百年、何千年経ってもその美しさは全く変わらず、想いを乗せて受け継いでいくことができる数少ないものの1つです。

それだけ時間が経っても全く美しさが変わらないのは宝石くらいかもしれません。

ダイヤはもちろん、ルビーもダイヤの次に硬度の高い安定性のある宝石なので代々伝えていかれるにはぴったりですね。

素敵なリフォームのお手伝いをさせていただきました♡

 

ディアレストではご要望に合わせたリフォームやオーダーメイドジュエリーから、完全お任せで宝石から手配して作る記念日ジュエリーなど、様々な形でのご提案が可能です。

オーダーメイドジュエリーはリアルなデザイン画と原寸サンプルの試着でイメージ違いを極力減らします。

ご提案までは無料です。まずはお気軽に無料相談にご予約ください。(zoomでのご相談も承っています)

 


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