日本でなぜ婚約指輪が広まったか

投稿者: | 2022年4月18日

今回は日本で婚約指輪がどのようにして広まったかをお話したいと思います。

 

実は日本で婚約指輪の慣習が定着してまだ50年ほどしか経っていません。

 

日本で婚約指輪が定着したポイントが1966年に起こった2つの出来事にあります。

 

それは、1966年(昭和41年)戦時中に接収された国有ダイヤモンドが放出されたこととデビアスによる大々的なプロモーションです。

 

国有ダイヤモンドは百貨店や宝石専門店で行列が出来るほどの人気となりました。

そこで購入したダイヤモンドは簡単なプラチナ台の立て爪による指輪になりました。

 

そしてデビアス社は日本人の冠婚葬祭好きに目を付け、婚約・結婚という市場に着目し、まだ未開拓であった婚約指輪にキャンペーンを張りました。

 

この影響で昭和45年に取得率が16%であった婚約指輪が47年には29%、54年には60%を超えて、1980年代にはなんと75%強にまで拡大しました。

 

このデビアスの日本における婚約指輪のプロモーション活動は世界的にも大成功を収めたプロモーション活動で日本に一つのジュエリー文化を根付かせ、「ダイヤモンドは永遠の輝き」「婚約指輪は給料の3か月分」などの誰もが知るキャッチフレーズを生み出しました。

 

日本の戦後のジュエリー史を語るうえでも最も重要な出来事の1つと言えますね(^^♪

 

 


横浜・センター北にあるジュエリーのオーダーメイド・リフォーム専門サロン
Dearest(ディアレスト)
〒224-0001 神奈川県横浜市都筑区中川6-1
Open 10:00~17:00 不定休/予約制 ※女性専用
ホームページ

ご予約フォーム

お問い合わせ

Instagram

当サロンは横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター北」駅から徒歩5分程のマンションの一室にあります。プライベートサロンなので落ち着いた空間でゆっくりとご相談頂けます。