イスラエルでダイヤモンド産業が発展した理由

投稿者: | 2023年7月10日

第二次世界大戦前、ダイヤモンドはアフリカで産出され、ロンドンで流通し、アントワープでカッティングされるという流れでした。

 

しかし、戦争によってアントワープが機能しなくなり、多くのアントワープのユダヤ人カッターはイギリス支配下のパレスティナに移り住みました。そしてパレスティナはダイヤモンドカッティングの中心になりました。

 

戦後、一時期(1945〜48年)デビアスはパレスティナに輸送されるダイヤモンドの数を70%ほど削減しました。しかも、品質や大きさが劣るものしか供給しませんでした。

これは、デビアスがロンドンを拠点としていて、そこから飛行機で1時間足らずのアントワープのディーラーと長期間に渡り、密接な関係を築いていたことによるものでした。

 

1948年、パレスティナにイスラエル国が建国されると状況が一変しました。

 

イスラエルにとって主要な産業はダイヤモンド産業しかなかったからです。

 

国は全面的にダイヤモンド産業をバックアップし、大手の銀行はデビアスのベルギーの顧客からダイヤモンドを購入するために、イスラエルのダイヤモンドディーラーにお金を無制限に貸し出しました。

 

このように国を挙げてのサポートがイスラエルのダイヤモンド産業発展に繋がりました。

 

 

 


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