なぜユダヤ人がダイヤモンド業界の中心にいるのか

投稿者: | 2021年9月6日

ダイヤモンド業界といえば、ロスチャアイルド家やアーネスト・オッペンハイマーなどに代表されるようにユダヤ人が中心の世界です。

 

ではなぜこのようにユダヤ人がダイヤモンド業界を牛耳るようになったのでしょうか。

 

遡るところ、15~16世紀。ヨーロッパはカトリック教が中心で、ユダヤ教を信仰するユダヤ人は異教徒に対して比較的寛大であったアムステルダムを目指しました。

 

ポルトガルやスペインからアムステルダムに向かう途中、アントワープを経由します。

 

アントワープは16世紀、国際ダイヤモンド都市として栄えていました。

 

そこで、ユダヤ人はダイヤモンドのカット技術を知ることになります。

 

ほとんどの仕事に職業制限があるため、ユダヤ人は仕事につけませんでしたが、

ダイヤモンドカットの仕事はすぐに仕事につける環境が整っていました。

 

またダイヤモンドカットの仕事はまだ新しい分野のため、ギルド(職人組合)の規制がなかったことも幸いしました。

 

多くのユダヤ人がこれらの理由によりダイヤモンドカット職人になり、アントワープからアムステルダムにダイヤモンドカット技術を持ち込み、

その後ユダヤ人が中心になり、ギルドを作り、ダイヤモンド業界を牛耳るようになりました。

 

現在、アムステルダムよりアントワープのほうがダイヤモンドが有名なのは

ユダヤ人がアムステルダムの高い税金と不況によってアントワープに移り住むようになったからです。

 

歴史を紐解くと、ちゃんと理由があるのですね(*^-^*)

 

 

 


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