黄・橙色系の宝石

投稿者: | 2021年11月22日

今回は黄・橙色系の宝石をいくつかご紹介したいと思います。

 

シトリン:

黄・橙色系の宝石の代表。

フランス語でレモンを表すシトロン(citron)が語源。

天然シトリンは稀で、ほとんどのシトリンはアメジストを加熱して出来た宝石。

ブラジルで産出される。

 

マンダリンガーネット:

鉱物名はスペサルティン(スペサルタイト)ガーネット。

マンダリンオレンジのような色合いからこのような宝石名が付いた。

ナミビア、ナイジェリア、タンザニアで産出される。

 

ファイヤーオパール:

オパールで遊色効果が見られない赤や橙色系のオパールをファイヤーオパールと呼びます。

メキシコが最大の産地であることからメキシコオパールと呼ばれることもあります。

メキシコ以外はオーストラリア、ブラジル、アメリカなどで産出される。

 

アンバー(琥珀):

アンバーは太古の樹木が地中で化石化した宝石のこと。

鉱物ではなく、有機物の宝石。

語源はアラビア語で「龍ぜん香のような香りを放つ物質」で、琥珀(こはく)は中国で虎が死後、石になったものと信じられていたことに由来。

主な産地はバルト海沿岸地域とドミニカ共和国。日本の岩手県でも少量産出される。

 

タイガーズアイ:

クロシドライト(青色アスベスト)に石英が染み込んで硬化したケイ酸塩鉱物。虎模様が特徴。クロシドライトは発がん性があるが、タイガーズアイは飛散しない限り、問題はない。南アフリカが主な産地。

 

黄色・橙色系の宝石は数は少ないですが、太陽のように明るく元気を与えてくれる宝石ですね(*^-^*)

 

 


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