宝石の硬度について

投稿者: | 2023年4月10日

宝石の重要な特徴の一つに”硬さ”があります。

 

ある一定の硬さがないと宝石にはなりません。

 

その宝石の硬さを数値化したのが「モース硬度」です。

 

天然の鉱物の中から10種類の鉱物を選び、1番〜10番まで番号を付け、1番やわらかい宝石を1,1番かたい宝石を10としました。

 

ドイツのモースという鉱物学者が発案したので、モース硬度と名付けられました。

 

1番から10番のうち、7番が水晶・クオーツ、8番がトパーズなので、実際にジュエリーとして使用されるのは7〜8番以上が基本です。(実際にはパールなど硬度が低い宝石がジュエリーになることもありますが、キズが付きやすいという事です。)

 

ちなみに、9番がコランダムで10番はもちろんダイヤモンドです。

 

モース硬度の基準は摩擦でキズが出来るかどうかなので、クオーツはトパーズで引っ掻くとキズが付き、トパーズはコランダムで擦るとキズが付くということです。

 

モース硬度表は10種類の宝石・鉱物だけで構成されているので、モース硬度表に載っていないベリルなどはモース硬度7.5-8のようにアバウトな数字になります。

 

また、クオーツとトパーズの硬さの差は2倍ほどなのに対し、コランダムとダイヤモンドの差は4倍とモース硬度の数値間にはバラつきがあることにも注意が必要です。

 

 

 

 


横浜・センター北にあるジュエリーのオーダーメイド・リフォーム専門サロン
Dearest(ディアレスト)
〒224-0001 神奈川県横浜市都筑区中川6-1
Open 10:00~17:00 不定休/予約制 ※女性専用
ホームページ

ご予約フォーム

お問い合わせ

当サロンは横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター北」駅から徒歩5分程のマンションの一室にあります。プライベートサロンなので落ち着いた空間でゆっくりとご相談頂けます。