誕生石の由来は「旧約聖書」の「出エジプト記」に出てくる祭司の胸当てにはめ込まれた12種類の宝石という説や「新約聖書」の「ヨハネの黙示録」に記されているエルサレムの城壁の土台石に飾られている宝石にちなむ説などがあります。
本格的に世に広まり始めたのは18世紀のポーランドで誕生石をお守りとして身につける習慣からだと言われています。
現在の誕生石の基準になっているのは、1952年にアメリカ宝石小売商組合などの複数の団体によって改訂されたもので、そこからイギリス、フランス、日本など各国に広まりそれぞれの国が独自に誕生石の種類を変えています。
面白いところは、旧約聖書や新約聖書に””12”種類の宝石が出てくることから1月から12月まで宝石を振り分けましたが、各月の宝石に対してなぜその宝石がその月になったのかは、色やゆかりのある人物などの多少の意味はありますが、各月の誕生石がその月でなければいけないような重要な意味はないようです。
2021年には、日本独自に5種類の誕生石が追加されました。
より多くのカラーストーンが日本で認知され、広まると嬉しいですね(^^♪